「最盛期の輪島椀 デザイン、技術の魅力」開催

ギャラリー4751では4/29(火・祝)より「最盛期の輪島椀 デザイン、技術の魅力」を開催いたし‬ます 。本展示は、輪島塗が最も栄えた大正から昭和にかけて制作された名椀30点を、A氏コレクショ‬ンから厳選して紹介します 。見本のために作られた椀や注文品など、輪島の最高技術によって生まれ‬た椀が並びます 。それらは先の震災と洪水を潜り抜けた椀でもあります 。‬
‭輪島椀の魅力は、加飾技法や文様のバリエーションにあり、また、その質の高さにあります。蒔絵、沈金ほか、変り塗りといった多彩な技法から、宝づくしや菊詰め文などのデザインまで見どこ‬ろが満載です 。椀の成形、加飾技法、季節や祭事に合わせたデザインの工夫など、輪島の椀の特徴を幅広く紹介し、輪島塗の技術と装飾の力をお伝えします 。尚、売上の一部を能登半島の復興支援のた‬めの寄付に充てる予定です 。‬


‭「最盛期の輪島椀 デザイン、技術の魅力」‬
‭展示会期:2025年4月29日(火・祝)〜5月23日(金)‬
‭休廊日:月、火曜日‬
開催時間:13〜19時‬
開催場所:東京都中央区日本橋本町4-7-5 1F‬

「暮らしの器」展 

ギャラリー4751では現代美術作家 桑田卓郎氏による「暮らしの器」展を開催いたします。今回の展示では、桑田氏がデザインを手がけるクラフトラインのブランド「く」の器を販売いたします。「く」は日本でも有数の陶芸の街である岐阜県・多治見市の工房で1点1点制作されているクラフトのコレクションです。日本の高い量産技術を用いながら、日々の生活の中に取り入れて使っていただくための器の魅力、新たなデザインの可能性を追求しています。

アーティスト 桑田卓郎

桑田卓郎 Takuro Kuwata

1981年広島県生まれ。2001年に京都嵯峨芸術大学短期大学部を卒業後、2002年に陶芸家の財満進氏に師事、2007年に多治見市陶磁器意匠研究所を修了し、現在は岐阜県多治見市で制作しています。

主な展覧会に「工芸未来派」(金沢21世紀美術館、2012)、「Japanese Kōgei | Future Forward」(the Museum of Arts and Design、2015)、「GO FOR KOGEI 2021」(大瀧神社・岡太神社、2021)、「Strange Clay: Ceramics in Contemporary Art」(Hayward Gallery、2022)、「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」(東京都現代美術館、2024)があります。

2018年にLOEWE Craft Prize 2018の特別賞、2022年に日本陶磁協会賞を受賞。作品は金沢21世紀美術館、国立工芸館、シカゴ美術館、メトリポリタン美術館、ルベル・コレクションなどに収蔵されています。


現代美術作家 桑田卓郎が手掛ける「く」は、日本でも有数の陶芸の街である岐阜県・多治見市の工房で1点1点制作されているクラフトのコレクションです。日本の高い量産技術を用いながら、日々の生活の中に取り入れて使っていただくための器の魅力、新たなデザインの可能性を追求しています。

展示会期:2025年3月8日(土)〜4月4日(金)

休廊日:月、火曜日

開催時間:13〜19時

開催場所:東京都中央区日本橋本町4-7-5 1F

「近代漆芸家たちの優品 -塗りの美しさ-」 開催

ギャラリー4751(旧:gallery art-ANATOMIA)にて「近代漆芸家たちの優品 -塗りの美しさ-」を開催いたします。本展示は昭和から平成にかけて活躍した近代の漆芸家の「塗り」の仕事に的を絞って紹介します。昭和は多くの名工が誕生した時代であり、数多くの優品が誕生しました。今回は、漆の素材の美しさを引き出して作品を成立させる「塗り」の仕事を紹介しています。一見シンプルな仕事の中にも様々な工夫がなされ、高い技術力で漆の魅力を引き出しています。棗、椀、皿、菓子器、鉢、膳といった用途をもった17作品を各産地から集めています。その中には、輪島の重要無形文化財保持者・塩多慶四郎の提盤や小森邦衛の溜塗椀、金沢の坂下直大の夫婦椀などの秀作も含まれています。

展示会期:2025年1月24日(金)〜2月28日(金)

休廊日:月、火、水曜日

開催時間:13〜19時

開催場所:東京都中央区日本橋本町4-7-5 1F